
バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書) (言ってはいけない)
橘玲
新潮社 / 2022-10
この本について
人間関係で説明しづらいモヤモヤってありますよね。職場の会議で急にマウンティングが始まったり、SNSで「正義」を振りかざす人の勢いに気圧されたり、自分でも理由がよくわからない嫉妬に振り回されたり。感情じゃなくて構造で理解できたら楽になるのに、と思う瞬間が僕にもよくあります。 橘玲さんの『バカと無知』は、その「なぜそうなるのか」を、人間の進化や脳のクセから淡々と説明してくれる本でした。例えば、恋人や配偶者の嫉妬がどこから来ているのかとか、ネットで道徳警察が強くなる仕組みとか、記憶そのものが書き換わる前提で人は判断しているとか。読んでいると、相手が変だからではなく「脳がそうできているから」という視点が持てて、妙な怒りや罪悪感が少し落ち着きます。 僕自身は、会議での意思決定が歪む理由の部分がいちばん刺さりました。自尊心が脅かされると判断がむちゃくちゃになる、という指摘は、実際の職場で思い当たることだらけで、対処というより「そういう場では期待しすぎない」という距離のとり方を学んだ感覚があります。 表向きの建前ではなく、人間の“扱いにくさ”の正体を知りたい人に向く本だと思います。自分の行動も他人の行動も、少しゆるく受け止められるようになる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の読者はこんな本も読んでいます
読者のジャンル傾向
この本の読者が他に読んでいるジャンルの割合
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要

![文藝春秋SPECIAL 2017年夏号[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/81nuqOh9HCL._SY500.jpg)







