
職場を腐らせる人たち (講談社現代新書)
片田珠美
講談社 / 2024-03-21
この本について
職場で「なんであの人はああなんだろう」と思いながら、でも自分が当事者になると急に視界が曇ることってありますよね。注意しても届かない上司、強い人にはやたら丁寧なのに、弱い立場には平気で攻撃する同僚、妙にノルマを積み上げてくる管理職。理不尽に巻き込まれたときほど、相手の言動の“理屈”が見えなくなって、ただモヤモヤだけが残る。僕も何度もそこに立ち止まりました。 この本は、そのモヤモヤを「心理の仕組み」で照らしてくれる感じがあります。例えば、なぜ注意すると逆ギレするのか、なぜ“上”には異常に従順なのに“下”には強圧的になるのか、その背景にはどんな不安や自己保身があるのか。読んでいると、相手の行動を正当化する必要は全くないけれど、「こういうメカニズムなら、距離の取り方は変えられるかもしれない」と思える瞬間が何度かありました。特に、“幻想的願望充足”に触れるくだりは、相手を変えようと粘ってしまう自分にも刺さります。 仕事の現場で、一見ただの“嫌な人”に見える言動の裏側を少しでも理解したい人に向いている本です。相手を許すためではなく、自分の消耗を減らすための視点が手に入ります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
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