
プライドが高くて迷惑な人
片田 珠美
PHP研究所 / 2014-10
この本について
人間関係で「なんであの人はあんなに怒りっぽいんだろう」「ちょっとした話がすぐややこしくなる…」みたいな疲れ方をすることが続くと、自分の接し方が悪いのか、それとも相手の問題なのか、判断がつかなくなることがあります。僕自身、職場でそういう相手に振り回されて、帰り道にぐったりする時期がありました。 この本は、そういうモヤモヤを“相手の内側”から説明してくれるところが助かりました。たとえば、プライドの高さの裏にあるのは万能感や「理想の自分」と現実のギャップで、そこを突かれると攻撃的になる仕組み。だからこそ、批判するときは全部を言わず、行動だけに絞ったほうがいい理由が腑に落ちました。また、やたら話に割り込んでくる人への具体的な対応として、視線をそらすとか、切れ目で元の話題に戻すといった現実的な工夫が書かれていて、読んだ翌日から使える感じがあります。さらに、特別扱いを要求してくるタイプにどう線を引くかなど、距離のとり方が「感情論ではなく手順」で示されているのもありがたいところでした。 自分の頑張りではどうにもならない相手に疲れている人、あるいは「自分が地味に我慢してるのは普通なのか?」と感じている人には刺さる一冊だと思います。相手を変える本ではなく、状況の見え方が少し楽になる本、そんな位置づけで読むとしっくりきます。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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