
組織パターン
James O. Coplien、Neil B. Harriosn、和智右桂
翔泳社 / 2013-08-23
この本について
仕事で組織づくりに関わっていると、「プロセスは整えているはずなのに、なんだか噛み合わない」「みんな頑張っているのに前に進んでいる感じがしない」というモヤモヤが出てきます。自分もそうで、チェックリストやフレームワークでは説明できない“現場の揺れ”に振り回されていました。 『組織パターン』が面白いのは、その揺れを無視せず、むしろ組織が生きものとして動く前提で考えているところです。たとえば、週に一度インターフェイスを安定させてチームの共通理解をつくるとか、成熟した領域はあえて直列化して負荷と混乱を減らすとか、現場で「ああ分かる…」と思える具体的な行動に落ちていきます。さらに、ロールを16以下に絞る話や、後半の保守フェーズでこそ深い洞察が生まれるという指摘は、日々のチーム運営の見え方を少し変えてくれます。 仕組みを変えてもうまくいかないとき、プロセスではなく“組織が抱えている力学”に目を向けてみると、意外と手を打てる場所が見えてきます。そんな視点を求めている人に刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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