
人と組織の「アイデア実行力」を高める ― OST(オープン・スペース・テクノロジー)実践ガイド
香取一昭 and 大川恒
この本について
チームでアイデアを出しても、その先が続かないまま終わってしまうことってありますよね。結局、誰が動くのか曖昧なまま散っていく感じもあって、「場を開いても実行につながらない」というモヤモヤを、僕もよく抱えていました。 この本で紹介されているOSTは、その停滞を力づくで突破するような手法ではなく、参加者の側から自然に動き出す空気をつくるための枠組みです。印象的だったのは、ファシリテーターが“仕切らないこと”によって、逆に参加者の主体性が立ち上がるという視点。迷った顔を見せない、落ち着いて場に立ち続ける。そんなささやかな「あり方」だけで場が変わるというのは、実務で人を巻き込むときのヒントにもなりました。また、「言い出しっぺが損をしない場」をどう育てるかという話は、会議やプロジェクトが動かない原因を丁寧に言語化してくれる感じがあります。 実際にOSTを回すつもりがなくても、「どうしたら人が自発的に動き始めるのか」を知りたい人にはかなり有効だと思います。特に、チームの中でいつも自分ばかり動いてしまいがちな人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
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共に変容するファシリテーション――5つの在り方で場を見極め、10の行動で流れを促す
アダム・カヘン and 小田理一郎

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
市谷 聡啓 and 新井 剛

アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き
EstherDerby、DianaLarsen、角征典

戦略を形にする思考術 レゴ(R)シリアスプレイ(R)で組織はよみがえる
ロバート・ラスムセン、蓮沼孝、石原正雄

ザ・ファシリテーター2
森 時彦
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