
仕事力が上がる睡眠の超技法
菅原洋平
祥伝社 / 2013-11-10
この本について
最近、寝ているはずなのに日中ずっとぼんやりしていたり、集中したい時間に頭がうまく立ち上がってこないことってありませんか。自分も「睡眠が大事なのは分かるけど、結局何を変えればいいのか」がずっと曖昧なままで、気づけば同じ悩みを何度もループしていました。 この本がおもしろいのは、「努力量」より「リズムの整え方」に手がかりを置いているところです。例えば、起床から4時間後の体調を見るだけで、自分に合った睡眠時間を測れたり、起床6時間後あたりに一度目を閉じて脳を休ませるだけで、その後の生産性が変わったりします。窓際で朝の光を浴びるとか、寝床の横に椅子を置いて考え事はそこで済ませるとか、行動として想像しやすい工夫が多いので、「できた日から少しずつ変わる」感じがありました。2週間単位で試していく進め方も、完璧を求めなくていいと思わせてくれます。 そして個人的に刺さったのは、睡眠の「量」より「タイミング」のほうが、人の注意エネルギーに直結しているという視点でした。深部体温が上がる起床11時間後に体を動かすと、その夜の寝つきがよくなるなど、1日の流れ全体で睡眠を考えることができるのがありがたいです。こういう現実的な工夫のおかげで、無理なく自分のペースを作れるようになりました。 寝ても疲れが抜けないとか、最近集中が続かないと感じている人には、かなり手触りのいい一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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