
キラークエスチョン~会話は「何を聞くか」で決まる~ (光文社新書)
山田 玲司
この本について
人と話す場面で、「何を話せばいいんだろう」とか、「仲良くなりたいのに距離が縮まらない」とか、そんな小さなつまずきってけっこう日常的にありますよね。僕自身、会話って“才能”みたいなものだと思っていた時期があったんですが、この本を読むと、もう少し現実的で、人間くさいところにヒントが落ちているんだと気づかされました。 特に刺さるのは、相手の内側に入っていくためのきっかけが「大きな質問」ではなく、「いつから?」「そのときどう思った?」みたいな、小さくて具体的な問いでいいというところ。自分が正直に感じた“いいなと思った部分だけを伝える”という姿勢も、すぐ試せるのに意外と抜け落ちがちです。そして、弱さを少し見せたほうが関係が楽になるという話は、読んでいて妙に安心しました。完璧にふるまうより、ちょっと腹を見せるほうがかえって信頼につながるんですよね。 会話に自信がない人よりも、「別に会話は普通にできるけど、距離が縮まらない理由がよくわからない」というタイプの人にこそ刺さる本だと思います。話題術よりも“相手の人生にアクセスする入口”を教えてくれる本で、読んだあと、無理なく人とのやりとりが軽くなる感じがあります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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