
本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)
平野啓一郎
PHP研究所 / 2006-08-01
この本について
本を読んでいて、「この一文の意味がよく分からないまま進んでしまった」「自分の読書って浅いままなんじゃないか」とモヤモヤすること、けっこうありませんか。僕もよくあって、特に忙しい時期はページだけが進んで内容が全然残らない、みたいなことが続いていました。 平野啓一郎さんの『本の読み方 スロー・リーディングの実践』は、そんな行き詰まりを一度ゆるめてくれる本です。丁寧に読むための技術書、というより、読書に向き合い直すための姿勢を思い出させてくれる感じに近いです。たとえば、登場人物の「疑問文」は作者が用意した答えの入口だとか、何気ない「一杯の茶」にも緊張や間が潜んでいるかもしれないとか、具体的な読みのポイントが多いのですが、それ以上に心に残ったのは“読書には時期がある”という視点でした。理解できなくても引っかかりだけ残しておけば、数年後に突然つながることがある。これに救われる人は多いはずです。 そして、小説を読む理由を「人生に侵入してくる異物を磨き上げる行為」と捉える視点もおもしろくて、自分の経験値では届かない場所まで連れて行ってくれるのが読書なんだと、素直に思い出させてくれます。外の世界を変える前に、内側の変化を感じ取りやすくするための本、と言った方がしっくりきます。 最近、読み方が雑になってきた気がする人や、一冊をちゃんと味わいたい人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









