
孤独を生ききる (光文社文庫)
瀬戸内 寂聴
この本について
人と会っている時は平気なのに、ふと一人になると急に不安になったり、年齢の節目で「これから先どう老いていくんだろう」と考え込んでしまうことってありますよね。誰かに頼りたいわけじゃないけれど、孤独を抱えきれない感じ。自分でも説明しづらいあのモヤモヤに、瀬戸内寂聴さんの言葉は意外な角度から灯りをつけてくれます。 この本が面白いのは、孤独を「弱さ」と切り離して語るところです。寂しさを否定せず、むしろそれを入り口にして自分の内側を丁寧に見つめていく視点が何度も出てきます。愛されることで人は謙虚になるとか、押しつけの親切は相手を縛るだけだとか、年齢を重ねると避けられない不安についても、「誰でも通る」と淡々と書かれていて、変に励まされる感じがないのが救いでした。孤独は自由と同じ側面もある、旅に出たり、読む・書くという自分の時間を取り戻すきっかけにもなる、と言い切る姿勢も心に残ります。 特別な解決策があるわけではないけれど、読んでいるうちに「このままでも生きていけるかもしれない」と少しだけ肩の力が抜けます。自分の生活や人間関係に静かに折り合いをつけたい時、こういう本がそっと効いてくるんだと思います。孤独の扱い方に迷っている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




