
「未来ノート」で道は開ける!
渡邉幸義
マガジンハウス / 2008-07-24
この本について
最近、やることは多いのに頭の中がずっとざわついている感じが続いていました。優先順位をつけたつもりでも、気がつくと今日中にやるべきことと、別に今日じゃなくていいことがごちゃっと混ざってしまう。しかも、終わらなかったタスクのことだけが夜に浮かんでくる。そういう日が続くと、自分の段取り力に自信がなくなってきます。 この本を読んで印象的だったのは、「今日しかできないことは実はそんなに多くない」という視点でした。著者もそこを取り違えて混乱していた時期があったようで、その等身大さが救われる。全部を片づけるのではなく、いま手をつけられるものを少しでも前に進め、翌日に引き継ぐという扱い方は、現実的で無理がないんですよね。また、未来に向けた作業を毎日ほんの少し積み上げることで、気持ちが前向きに切り替わっていく感覚もわかる気がしました。ノートに書く行為そのものが、自分の状況を整理していく装置になっていて、書いた字が丁寧になるだけでも不思議と気持ちが整います。 タスク管理をうまくやりたいというより、「悩む時間を減らしたい」「自分のペースを取り戻したい」という人にとっては、かなり実用寄りのヒントが多い本だと思います。仕事量が多い人ほど、いまのやり方に息苦しさを感じている人ほど、静かに効いてくる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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