
手帳という武器をカバンにしのばせよう (中経出版)
さとうめぐみ
KADOKAWA / 2013-10-31
この本について
仕事の予定も私用のタスクも頭の中でぐるぐるして、気づけば「今日は何を優先すればよかったんだっけ…」というまま一日が終わること、僕もよくあります。書けば整理できるのは分かっているのに、手帳を開くと逆に情報が散らかって見えてしまう。そんなモヤモヤが続いていたとき、この本のいくつかの記述が妙に現実的で、肩の力が抜けました。 たとえば「マンスリーには他人との約束だけ、自分の気持ちや目標はウィークリーへ」という線引き。これだけで、手帳が急にシンプルになりました。あるいは「行動→結果→学び」の三行で小さな失敗を書いておく方法。嫌な出来事をただ反芻するのではなく、次にどう動くかまで持っていけるのが助かります。さらに、欲しいものやワクワクする予定を“具体的に”書くことが、意外と日々のブレーキになってくれるのも発見でした。衝動買いが減るし、時間の使い方にも余白が生まれるんですよね。 この本は、派手な成功を約束してくれるタイプではありません。でも、毎日の小さな判断や気持ちの揺れに、手帳をどう使えばいいかを丁寧に寄せてくれます。「今日やるべきこと」と「明日でいいこと」を分けられないまま悩んでいる人には、静かに効いてくると思います。 手帳を“きれいに書けない自分”に落ち込むより、まずは生活のリズムを見える形にしたい人に向いている一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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