
自分の中に毒を持て (青春文庫)
岡本 太郎
青春出版社 / 1993-08-05
この本について
人の目を気にして動けなくなったり、「いずれ頑張る」と先延ばししてしまったり、つい安全な道を選んでしまう…。そういう時って、怠けたいわけじゃなくて、自分の中にある“よく分からないブレーキ”に振り回されている感じがあると思います。僕自身も、やる前から勝手に限界を決めてしまう癖が抜けなくて、モヤモヤを抱えたまま時間だけが流れていくことがありました。 岡本太郎の『自分の中に毒を持て』は、そのブレーキそのものに向き合わざるを得なくなる本です。「他人の評価に合わせていたら、自分が消える」「成功しようとするほどうまくいかない」みたいな言葉が、妙に生活の細部まで刺さってくる。とくに、朝起きてから寝るまでの“瞬間の選択”にすべてが宿っているという視点は、やたら壮大な話ではなくて、今日どう振る舞うかに落とし込めるのが強いところです。自己嫌悪を否定するんじゃなく、そこから本気で闘う姿勢に持っていくところも、現実的で救いがあるなと思います。 この本は「うまくやろうとしすぎて、逆に自分が見えなくなっている人」に刺さります。行動の大きさよりも、その瞬間に覚悟を決めるという姿勢の方が、自分を前に進めるんだと気づかせてくれるはずです。理屈で自分を整えるより、いまの自分をまっすぐつかまえて動きたい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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