
残業ゼロの「1日1箱」仕事術 (中経出版)
佐々木 正悟
KADOKAWA
この本について
仕事が終わらない日って、たいてい「自分の段取りが悪いだけなんじゃ…」と落ち込んでしまうんですが、実際はそうでもなくて、そもそも1日に詰め込んでいる量が多すぎるだけ、ということも多いですよね。私も以前は、やる気が続かないのは性格の問題だと思い込んでいました。でも、本当に足りていなかったのは「見通し」だったんだと、この本を読んで気づきました。 この本が面白いのは、「減らすより前に、箱に入れる量を決める」という視点です。やるべきことを何となく並べるのではなく、「1日という箱に入る量」を時間で見積もる。ふたをして、それ以上は入れない。すると不思議と、終わるイメージが持ててやる気が落ちにくくなります。また、朝の時間をインプットに使うより、アウトプットに寄せた方がスムーズに仕事モードに入れる、というのも実践してみると納得の話でした。 個人的にいちばん刺さったのは、衝動と行動を切り離すとタスクが完了しにくくなる、という指摘です。思いついた理由を一言メモしておくだけで、後から手が動きやすくなる。この「小さな一手間」で仕事の重さがかなり変わりました。 「タスクが減らない理由が自分でもよく分からない」「やらないといけないことは把握してるのに、気力がもたない」そんな人にはかなり刺さると思います。完璧を求めなくても、1日の箱の扱い方だけで、仕事のしんどさは変えられるんだと感じさせてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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