
モノが少ないと快適に働ける―書類の山から解放されるミニマリズム的整理術
土橋 正
東洋経済新報社 / 2014-03-06
この本について
仕事の机まわりやデジタルの予定管理がごちゃついてくると、「やらなきゃいけないことは多いのに、頭が動かない」という日が続きませんか。片づけようとして収納グッズを増やしては、逆にモノが増えていく。明日の自分に期待したくても、今の自分が抱えている未完成の山にため息が出る。僕もそこでよくつまずきます。 この本が面白いのは、「減らすこと」そのものより、減らすことで生まれる“思考の余白”に焦点があるところです。明日の自分は他人だと捉える発想は、未完成でも前に進んでいいという許可をくれましたし、収納を用意しないという割り切りが、勝手にモノを増やさない環境づくりにつながるのも納得でした。さらに、アポイントとタスクをきっちり分けるスケジュールの考え方は、頭を「変換」ではなく「考えること」に使うための仕組みとしてすんなり腑に落ちます。 読み進めると、ただ部屋をすっきりさせる話ではなく、自分の時間と集中力を取り戻すための生活設計の話なんだな、と思えてきます。特に、必要な一冊とだけ丁寧に向き合う読書の姿勢や、モノを買う時に“責任を持って使えるか”で判断する考え方は、自分のペースを整えるきっかけにもなりました。 仕事の密度を上げたいけれど、まずどこから手をつければいいのかモヤモヤしている人に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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