人間関係は自分を大事にする。から始めよう

人間関係は自分を大事にする。から始めよう

高野 雅司

青春出版社 / 201401

累計読者数2
平均ハイライト数 21.5件/人
star総合評価 57/100
trending_up後半加速型

この本について

人と話す前からどこか身構えてしまうとか、相手の機嫌に左右されて疲れた…みたいな感覚、僕もよくあります。「もっと上手く関われたら」と思うほど、余計に力が入ってしまうんですよね。でも本当のところは、コミュニケーション以前に、自分の心がすでに緊張モードに入っているだけだったりします。 この本が面白いのは、「まず自分の心地よさをちゃんと味わう」という、ごく静かな行為が人間関係を変える土台になると言い切っているところです。いい体験をゆっくり感じるだけで脳の結びつきが変わり、マイナス中心のクセが少しずつゆるむという説明も腑に落ちました。自分が満たされていると、相手に合わせたり譲ったりしても疲れにくく、苦手な相手でも自然体でいられる場面が増える。その変化が、こちらが頑張って作るものではなく、相手が勝手に安心していく流れとして描かれているのも現実的です。 僕自身、嫌いな人を無理に好きになろうとして余計にしんどくなったことがあるので、「まず自分の気分を整えてから関わる」という提案はだいぶ救いでした。相手の反応に振り回される回数が減るだけでも、毎日がかなり軽くなると思います。 人と関わるたびに疲れてしまう人、または「結局いつも自分ばっかり気を使ってないか?」と感じている人に、静かに効く一冊です。

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