
図解 ひとめでわかる内部統制 第3版
仁木 一彦 and 久保 惠一
この本について
業務フローを整えようと思っても、どこから手をつければいいのか曖昧なまま動いてしまうことってありませんか。部署ごとの役割がぼんやりしていて、責任はあるのに権限がついてこない感じとか、気づけば「属人化してるけど、まあ仕方ないよな…」で片づけてしまうあの空気。自分も似たモヤモヤをずっと抱えていました。 この本が助かったのは、内部統制を大げさな仕組みとしてではなく、日々の業務のどこに組み込まれているかを一つずつ確認させてくれたところです。四つの目的と六つの要素という軸があるおかげで、「うちの会社は何が弱いのか」を言語化しやすくなりますし、職務分掌や権限の設計が機能しない理由も、具体的なシーンで思い当たるようになります。また、業務フローチャートや記述書の役割が腹落ちするので、単なるドキュメント作成ではなく、リスクがどこに潜んでいるのかを把握する視点が自然と身につきます。 内部統制は立派な制度より、結局は現場の人が運用できるかどうかだという視点も本書は強調していて、そこが現実的でありがたかったです。J-SOX対応に限らず、組織の形や事業の特性によってどこを調整すべきかが変わる、という当たり前のことも丁寧に拾ってくれます。 「内部統制って結局、現場の何を変える話なんだっけ」と迷いがちな人にちょうどいい一冊だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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