
医療4.0
加藤 浩晃
日経BP / 2018-06-25
この本について
医療まわりのニュースを見るたびに、「結局、自分たちの暮らしはどう変わるんだろう」とぼんやり不安になることがあります。医師の働き方も患者側の行動も、制度もテクノロジーも全部動いているのに、自分はどこで何を判断すればいいのか分からないまま日々が過ぎていく。僕もずっとその感覚が抜けませんでした。 『医療4.0』が面白かったのは、未来予想の話をする本ではなく、「医療との接点がどう広がるのか」「患者の行動がどう変わっていくのか」という“自分ごと”としての医療を描いてくれたところです。たとえば、歩数データで保険料が変わる仕組みや、問診の一部がテクノロジーに置き換わる現場の工夫など、生活の延長にある変化が淡々と紹介されている。これを知るだけで、医療が専門家だけの世界ではなく、僕ら自身の選択で形が決まっていくものなんだと実感できました。 もう一つ気づかされたのは、「正しい情報があっても人は行動しない」という指摘です。だからこそ、個別化されたデータやテクノロジーが行動を後押しし、結果として健康に近づく──この発想の転換が、自分の生活にも置き換えやすかった。医療の持続可能性という大きな話も、結局は一人ひとりの行動にひもづいているんですよね。 未来の医療が気になる人というより、「自分と社会の距離感にモヤモヤしている人」に刺さる本だと思います。僕自身、その一人でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
目次
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





