UX原論 ユーザビリティからUXへ

UX原論 ユーザビリティからUXへ

黒須 正明

累計読者数2
平均ハイライト数 17件/人
star総合評価 50/100
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この本について

仕事でUIに向き合っていると、「なんとなく使いにくいのは分かるけど、どこから考えればいいのか」が曖昧なまま進めてしまうことが多いです。目の前の改善タスクに追われつつも、そもそも“良い体験”って何だっけ、と立ち止まりたくなる瞬間があると思います。僕も同じで、手触りの悪さを言語化できずにモヤモヤしていました。 この本は、その曖昧さに輪郭を与えてくれます。ユーザビリティの効果・学習可能性・柔軟性・態度といった要素を、ただの概念ではなく、人がどんなふうに行動し、どう認知し、どこでつまずくのかという“地に足の着いた話”として整理してくれる。しかも、単に使いやすさを高めるだけではなく、「使う人がどう経験するか」を中心に据えて、狭義と広義のUXの違いまで丁寧に解きほぐしてくれます。個人的には、受容性を「ユーティリティ+ユーザビリティ+好ましさ」と費用のバランスで考える視点が大きかったです。デザインの判断が感覚頼りではなく、具体的な理由を伴うようになりました。 UIの問題を“操作の話”だけで捉えてしまう癖がある人にこそ刺さると思います。人間工学や認知工学を背景にしつつも、日常のプロダクト作りにそのまま落とし込める内容なので、表面的な改善ではなく、体験の骨格から見直したい時の指針になります。

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