
世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法 (中経出版)
斉藤 淳
KADOKAWA / 2016-11-12
この本について
英語を勉強していて、「聞こえている気がするのに実際は全然聞き取れていなかった」とか、「ネイティブと話す機会は増えたのに発音がよくならない」といったモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。やればやるほど成長している実感が持てない時期ってありますよね。 この本を読んで印象的だったのは、そうした停滞が“努力の量”ではなく“やり方”の問題として整理されていたことです。たとえば、同じ動画を何十回も見るという一見地味な方法が、実は世界標準の学習法として紹介されていて、聞き取れる箇所が少しずつ増えていくプロセスがそのままトレーニングになること。あるいは、スペルよりも発音を優先し、発音記号を読めるようになることで、自分の「なんとなく違う」を曖昧なままにしない姿勢が必要だという指摘も刺さりました。録画して客観的に自分の英語を見る、というのも気が重いけれど確かに避けて通れない道なんだと腹落ちしました。 全体を通して、「正しい負荷のかけ方」を丁寧に教えてくれる本だと思います。ネイティブとの会話量を増やせば自然と上手くなる、といった期待をいったん脇に置いて、状況と文法を結びつけながら積み上げる。そんな地に足のついた方法を知りたい人に向いています。 英語の勉強法を探しているというより、いまの努力をどう改善すれば伸びるのかを冷静に知りたい人にとって、かなり実用的な一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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