
アメリカの大学生が学んでいる本物の教養 (SB新書)
斉藤 淳
SBクリエイティブ / 2023-01-05
この本について
「学ぶ意味って、結局なんなんだろう」と考える瞬間、けっこうありますよね。役に立ちそうなものばかり追いかけてしまって、でも身になっている感じがしない。逆に、興味だけで寄り道している自分に不安になる。僕もずっとその揺れの中で、本を選んでは迷子になっていました。 この本が効いたのは、「全部をわかろうとしなくていい」という姿勢をはっきり示してくれたところです。知識には段階があって、にわかでもいいし、深掘りしてもいい。大事なのは、その時の自分に合った理解のレベルを自分で選べるようになることなんだと気づけました。また、「役に立つから学ぶ」ではなく、「興味があるから学ぶ」ほうが遠回りに見えて実は近道になる、という感覚も腑に落ちました。さらに、知識を得ることが他者への想像力を育て、意見を言える自分をつくるという話も、仕事でのモヤモヤに直結していて刺さりました。 目的に縛られすぎず、でも思考停止にもならずにいたい。そんなふうに「学び方そのもの」を組み直したい人に向く一冊です。僕と同じように、知識との距離感に悩んでいる人なら、静かに効いてくるところが多いと思います。
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