ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版> (講談社文庫)

ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版> (講談社文庫)

今野敏

累計読者数3
平均ハイライト数 2.3件/人
推定読了時間 約7時間20分
star総合評価 28/100
boltライト読書型

この本について

最近、人の本心がつかめなかったり、自分の感じている違和感を説明できなくてモヤモヤすることが増えました。相手の「表」と「裏」を読み取れずに立ち止まることもあるし、自分の気にしすぎが原因なのか、それとも本当に何かズレているのか判断できないまま過ごす日もあります。 『ST 警視庁科学特捜班 エピソード1』を読んでいて刺さったのは、日本人の精神的な背景が物語の事件の裏側にしっかり組み込まれているところでした。祟りやあの世への感覚が、表向きの無宗教とは別次元で生きているという指摘は、日常の対人関係で感じるあの微妙な空気の正体を言語化してくれます。さらに、主人公たちの「気にしすぎる」「本質が見えなくなる」という悩みが丁寧に描かれていて、単なる捜査劇以上に、自分の考え方を整理するきっかけになりました。外国人キャラクターが抱く“日本人は信用できない”という極端な印象も、どこか身に覚えのある曖昧さを照らしてきます。 一気に人生が変わるような派手な本ではないですが、自分の感じていた小さなひっかかりを少しだけ説明できるようになる一冊です。日本人の「見えない前提」にモヤモヤしている人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

多様化する現代犯罪に対応するため、新設された警視庁科学特捜班、略称ST。繰り返される猟奇事件、捜査陣は典型的な淫楽殺人と断定したが、ST青山は一人、異を唱える。プロファイリングで浮かび上がった犯人像の矛盾、追い詰められた犯罪者の取った行動とは。最強チーム警察小説シリーズ第1作、新カバー版。
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