
「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 : 目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる!
藤本靖
講談社 / 2012-07
この本について
仕事でパソコンに向かっていると、いつの間にか目が固まって、肩までガチガチになっていることがありますよね。姿勢を直そうと意識してみても長続きしないし、ストレッチしてもすぐ元に戻る。自分もずっとこの堂々巡りにいました。でも、この本を読んでみると、そもそも「姿勢」より前に、目や耳といった感覚の使い方が固まっていることが、疲れの根っこなんじゃないかと腑に落ちました。 特に驚いたのは、目を「捉えようとする」のではなく、「受けとる」ように使うという発想です。画面に向かっていくクセを少し緩めるだけで、首やみぞおちの緊張がほどけていくのを実感しました。また、足裏やお尻に「薄皮一枚」入れるようなイメージを持つと、無理に力を抜こうとしなくても身体が勝手にバランスを探してくれる感じがあって、これは作業中でもすぐ使える感覚でした。感覚器を内外同時に働かせると、頭と背骨が自然とバランスを取り合う、そんな状態がじわっと立ち上がってきます。 決して魔法みたいな話ではなく、目や耳、アゴの緊張がどう全身につながっているかを、実際の動きや触れ方で確かめていく本です。疲れをどうにかしたいけれど「姿勢を正せ」系のアドバイスがしっくりこなかった人には特に刺さると思います。自分の身体のセンサーをどう使うかで、一日のしんどさが変わるんだなと気づかせてくれました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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