
あなたの知らない脳 意識は傍観者である (ハヤカワ文庫NF)
デイヴィッド イーグルマン and 大田 直子
この本について
仕事で判断がぶれたり、感情が先に走って「なんでこんな反応しちゃったんだろう…」と後から落ち込むこと、けっこうあると思います。自分で舵を取っているつもりなのに、どこか意識とは別のところで決まってしまっている感じがする。そういうモヤモヤに、この本は少し風を通してくれました。 読むとまず、「自分の内側で起きているほとんどは意識の外側で動いている」という前提に立ち返らされます。たとえば、脳が先に状況を読み、次の行動をランクづけして、意識には“説明”だけ後から届く…という仕組みが当たり前に働いている。これを知ると、あの不可解な衝動や反応も、単なる欠点ではなく、脳が生物学的に有利だと判断した結果なんだと少し落ち着いて受け止められます。 もう一つ効いたのは、人それぞれ「出発点が違う」という視点です。記憶の扱い方も、恐怖の強さも、選ぶ戦略も、私たちは同じ土俵から始めていない。その前提を置くと、他人との比較が少し緩むし、自分に合う学び方や働き方を探す理由もはっきりしてきます。脳が重複した戦略をストックしてくれているという話も、ちょっとした救いでした。 自分の行動を完全に操縦できていない感覚を抱えている人に刺さると思います。意識のコントロールを強める本ではなく、「脳とどう折り合うか」を静かに示してくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





