
この本について
なんとなく毎日がぼんやりして、やる気が湧く前に気持ちがしぼむ。頭では「動いたほうがいい」とわかっているのに、いざとなると普通の基準や世間の物差しが気になって、最初の一歩が踏み出しづらい。僕自身もずっとこのループで、自己否定とため息ばかり繰り返していました。 この本が面白いのは、「やる気がない自分」を責めないところです。むしろ、凡人は衝動があるうちに動くしかない、と言い切ってくれる。わからないまま現場に飛び込むからモチベーションが湧いてくる、というのは、自分の体感とも妙にリンクしました。そして、普通という物差しを握っているのは自分じゃない、という視点も刺さりました。誰かが作った装置の中で生きていると気づくと、少しだけ肩の力が抜けます。さらに、尊敬する人に会いに行くことでしか自分のステージは上がらない、というのも現実的で納得感がありました。一人で何とかしようとして空回りしていた自分には響きました。 衝動に従うのが怖いけれど、今のままでも苦しい。そんな人に向けて書かれた本だと思います。普通の基準に縛られて立ち止まってしまう人ほど、ふっと視界が広がる感覚があるはずです。
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