
ユニバーサルミュージック「ジャズの100枚。」カタログ
ユニバーサルミュージック
この本について
仕事の合間や帰り道に音楽でも流したいけれど、結局いつものプレイリストに戻ってしまう…そんなモヤモヤってありますよね。新しい音楽を開拓したい気持ちはあるのに、「どこから聴けばいいのか」が分からないまま時間だけが過ぎていくやつです。僕もずっと同じ曲ばかりで、音楽がただの“作業用BGM”になっていた時期がありました。 このカタログをめくっていて印象的だったのは、読者の方が保存していたのが、マイルスの『リラクシン』とか、コルトレーンの『至上の愛』とか、ジュリー・ロンドンの柔らかな声の作品とか、とにかく“名前は知っていたけど踏み込めていなかった名盤”ばかりだったことです。たぶんそこには、「気になってたけど、ちゃんと理由をもって手を伸ばせていなかった」という共通点がある気がします。 この本は、名盤を神棚に上げるような紹介ではなく、どのアルバムがどういう魅力を持っていて、どんな場面に合うのかがすっと入ってくるところがいいんです。例えば、マイルスの一音一音の余白の気持ちよさに気づけたり、コルトレーンを“難しい音楽”ではなく“祈りのような流れ”として聴けるようになったり、ジュリー・ロンドンの声が夜の部屋の明るさまで変えてくれたり。そんなふうに、聴き方のスイッチが静かに切り替わる感じがあります。 「なんとなくジャズが気になっているけど、どこから入ればいいか分からない人」には、ちょうどいい道標になると思います。音楽がもう少しだけ自分の生活に馴染むきっかけになる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの43%が集中しています。
読書の順序
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