
ビジネスモデル思考法
川上 昌直
ダイヤモンド社 / 2014-11-13
この本について
仕事のアイデアを考えるとき、「いい機能をつけたのに、なんで刺さらないんだろう」とか、「どこでお金をいただくべきなのか決めきれない…」というモヤモヤが、僕はずっと抜けませんでした。作り手の論理で考えるほど、顧客との距離が開いていくあの感覚、わかる人は多いと思います。 この本が効くのは、製品そのものではなく「顧客の用事」を起点に考える視点をくれるところです。牛丼と生卵の関係や、ルーカスが映画よりグッズで収益を得た話、プリンタのように“使われていく過程”で利益が生まれる構造など、身近な例で「価値と課金ポイントを分けて考える」感覚がストンと入ってきます。フリーミアムがなぜ成立するのかも、無料と有料をつなぐ“用事の変化”として理解できるので、自分のサービスにも置き換えやすいです。 僕自身、読んでみて「製品のつくり込みより、顧客の生活がどう変わるか」を先に考えるようになり、価格や提供手順の決め方がかなりラクになりました。作り手の都合で勝負するのではなく、顧客の状況に合わせて価値を設計する、という発想に救われた感じがあります。 自分のサービスの収益構造に違和感がある人や、「いいものを作ってるのに報われない」と感じている人には特に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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