
思い通りに人を動かすヤバい話し方
Dr.ヒロ
フォレスト出版 / 2021-06-28
この本について
人と話していて、「ちゃんと伝わってるのかよくわからないな…」とか、「気まずくしたくないのに、気づけば場を持て余してしまう」といったモヤモヤ、けっこうありますよね。僕も仕事の場でも日常でも、話すこと自体より“相手の反応が読めない”ことのほうがしんどいタイプです。 この本は、いわゆるテクニック本ではあるんですが、読んでみると意外と「人ってこういうとき本音を隠すよな」「確かに“なんとなくわかった”で流しちゃうな」という、コミュニケーションの現実がそのまま書かれています。たとえば、相手が理解していなくても理解したフリをする心理を前提に「断定しすぎない話し方」とか、「わかりやすく言うと〜みたいなものです」で負荷を下げる工夫は、実際に使ってみると相手の表情が変わる瞬間があります。あと、相手の自尊心を傷つけない問いかけの入れ方は、仕事の相談を受けるときにもそのまま効きました。 もちろん、媚びろとかギャップを作れとか、言い方だけ切り取ると“やりすぎでは?”と思う部分もあります。でも、著者が言いたいのは「相手がどう受け取るか」を丁寧に観察しよう、という姿勢のほうで、そこは読んでいて腑に落ちました。 自分の話し方にほんの少しでも違和感を覚えたことがある人、とくに“押さずに伝わる話し方”を知りたい人には刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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