
人は話し方が9割
永松 茂久
すばる舎 / 2019-09-14
この本について
人と話すとき、「自分の言い方って大丈夫かな…?」と妙に気になってしまう瞬間ってありますよね。相手の反応が薄いと、内容よりも自分そのものを否定されたようで落ち込んだり。僕も同じで、会話ってスキルより“空気”に左右されるところがあるから、正解が見えなくて迷いがちです。 この本は、うまく話すテクニックよりも、「相手の感情をどう受け取るか」を丁寧に扱ってくれるところが刺さります。たとえば「笑わせるより、一緒に笑うほうが関係は近づく」という視点は、肩に力が入りがちな人ほど救われるはずです。また、「やっぱり」という一言が、普段から相手を見ていたことの証拠になるという話も、実際の会話で意外なほど効きます。そして、自分の失敗談こそ人との距離を縮める材料になるという考え方は、完璧じゃなくていいんだと素直に思わせてくれます。 全体を通して感じるのは、話し方の上手さは“テクより姿勢”ということ。相手を観察して、求めているものを探しながら丁寧に言葉を選ぶだけで、不思議と会話が軽やかになります。完璧に振る舞うより、自分の感情を乗せて話したほうがちゃんと伝わる、という当たり前だけど忘れがちなことも思い出させてくれます。 自分のコミュニケーションに小さな違和感を抱えている人ほど、この本の内容は静かに効いてきます。僕と同じように「どう話したらいいのかいつも迷ってしまう人」に、ちょうどいい一冊です。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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