
もう人間関係で悩まない!コミュニケーション大全
鴨頭嘉人
鴨ブックス / 2022-08-19
この本について
人と話すだけなのに、やけに疲れたり、後から「あれ言い方まずかったかな…」と反省会が始まること、僕もよくあります。結局のところ、相手の気持ちを想像しようとしているつもりなのに、実際は自分の都合のまま話していたりして、そのズレに気づけないんですよね。 この本がうまいところは、「気をつけましょう」みたいな抽象論じゃなくて、こちら側の“具体的な動き”まで落としてくれるところです。たとえば、表情をちゃんと見ることが丁寧さの土台になるとか、質問に答える前に「こう理解しましたが合ってますか?」と確認するとズレが消えるとか、当たり前に見えるけど現場で使うと結構効きます。あと、相手のミスに出会ったときに「悪意はない前提で受け取る」というアスームイノセンスの考え方は、職場でも家でも場の空気をやわらかくしてくれました。 僕自身、この本のおかげで「どううまく話すか」より「相手が何を知りたいか」に意識を移せる時間が増えました。結果として、会話の温度がちょっと下がっていた関係がほどける瞬間が増えた気がします。派手なテクニックというより、行動を一つずつ変えていくタイプの本です。 人と話すとき、「なんでうまく伝わらないんだろう」とつまずきがちな人には特に刺さると思います。自分のクセを静かに整えてくれる一冊でした。
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