
話すより10倍ラク! 新 聞く会話術
西任暁子
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2021-10-22
この本について
人と話していて、「この空気どうすればいいんだろう…」とか、「共感したつもりが話を奪ってしまった気がする…」と落ち込むこと、けっこうありますよね。相手の話をちゃんと聞きたいのに、力の入れどころが分からないまま会話が終わってしまう日もあると思います。僕もずっとそのタイプでした。 この本が面白いのは、テクニックよりも“相手を見る角度”をそっと変えてくれるところです。たとえば、短所をひっくり返すと長所が見えたり、相手の魅力をひとつ見つけるだけで質問が自然と生まれたり。「いい言葉」を探すんじゃなくて、自分の心にしっくりくる言葉で伝えればいい、という視点もすごくラクになります。そして何より、「安心して話せる場」をつくるには、まず自分が相手を受け入れる姿勢が必要なんだと実感できます。 読んでみて感じたのは、会話って頑張って盛り上げるものじゃなく、“相手が話しやすくなる余白をつくること”なんだなということでした。息を吐き切るだけで声が通りやすくなる、朝いちばんの笑顔がその日の会話を軽くする、そんな小さな工夫も意外と効きます。 「聞くのは好きだけど、正直うまくできている自信がない」という人に、とても優しい本です。僕みたいに会話でよく迷子になるタイプには、特に刺さる気がします。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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