
大工の棟梁に学ぶプロジェクトマネジメント (マイナビ新書)
白鳥 美子
マイナビ / 2014-10-24
この本について
仕事でプロジェクトを回していると、「結局、自分で抱え込んでしまう」「チームに任せたつもりが、うまく伝わっておらず後で手戻りになる」「メンバー間の空気が微妙でも、どう対処すべきか分からない」というモヤモヤをよく感じます。自分もずっと同じところでつまずいていて、この本に出会ったときにようやく少し視界が開けた感覚がありました。 棟梁たちの言葉は職人らしく素朴ですが、実務に落とすとかなり本質的です。たとえば、うまくいかない場面では相手の能力以前に「自分の伝え方」を疑ってみる姿勢とか、チームがざわつき始めたときにむしろ対話の機会として受け止める考え方とか。さらに、プロジェクトの判断軸として予算や変更依頼を“後回しにしない”という姿勢が、意外なほど現場の混乱を減らしてくれます。 読みながら思ったのは、この本は「強いリーダー像」を押し付けるタイプではなく、日々の小さなズレをどう整えるかに寄り添ってくれるところです。任せ方に悩む人、チームの空気をどう扱っていいか分からない人にとっては、職場での一つひとつの行動がちょっと変わるはずです。 特に「なんでも自分でやるしかない」と思い込んでいる人には、静かに効いてきます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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