
99%の人がしていないたった1%のリーダーのコツ
河野英太郎
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2013-06-15
この本について
リーダーを任されていると、「任せたいけど任せきれない」「メンバーからの相談をどう受け止めればいいのか分からない」といった小さな迷いが日常的に積み重なります。僕自身、判断の粒度や巻き取り方でよくつまずいていて、正解が見えないまま時間だけ過ぎていくことがありました。 この本は、そんな“日常のモヤモヤ”に対して、派手さはないけれど実際に使える視点をくれます。たとえば、駆け込んでくるメンバーにまず「ありがとう」と言うだけで、相談の流れが変わること。任せるときに作業指示を細かく言いすぎず、「自分だったらこうする」と距離を保ちながら道筋だけ示すこと。そして、現場を飾られた状態ではなく、普段から見に行くことで判断の精度が上がるという、当たり前のようで実践できていなかった基本も思い出させてくれます。 読んでいると、リーダーの仕事は“全部を抱え込むこと”ではなく、“決めることと伝えること”に集中するための環境づくりなんだと、少し肩の力が抜けます。特に、メンバーが異なる背景をもつことを弱みではなく強みにできる、という視点は、自分のチームの未来を考えるときのヒントになりました。 チーム運営で立ち止まることが多い人、そして「自分も迷いながら進んでいる」と感じるリーダーに静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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