
新 クリエイティブ資本論
リチャード・フロリダ and 井口 典夫
ダイヤモンド社 / 2014-12-15
この本について
仕事でも生活でも、「自分のクリエイティビティってどこにあるんだろう」みたいなモヤモヤを抱えることが多いですよね。会社の仕組みや住んでいる街の空気に、自分の力がうまく噛み合わない感じがするというか。僕自身、環境に左右されているようで落ち着かなかった時期が長くありました。 この本は、個人の才能だけでなく、街や組織の“環境側”がどう創造性を育てたり潰したりするのかを示してくれます。例えば、公園やカフェのような第三の場所がコミュニティにどれだけ影響するかとか、才能ある人がなぜ都市に集まるのかとか、普段ぼんやり感じていた「相性」が言語化されます。また、創造的な仕事に必要なのは天才性ではなく、統合する力や小さな変化に寛容な環境であることも繰り返し語られます。自分がどんな環境だと動きやすくなるのかを考える手がかりがかなり増えました。 なのでこれは、「自分の能力が発揮できていない気がする人」ほど刺さる気がします。街づくりや働き方の本に見えて、実は自分の立ち位置を考えるための本としても読めます。今いる場所に違和感がある時、その違和感をちゃんと説明してくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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