
野村ノート (小学館文庫)
野村克也
小学館 / 2009-11
この本について
仕事でも私生活でも、思うようにいかない日ってありますよね。理想だけはあるのに、現実は全然ついてこない。頑張っているつもりなのに、同じところをぐるぐる回っている感じが抜けない。僕自身もよくそこにハマります。 『野村ノート』を読んで、そんな停滞の原因が「大きな目標」よりもむしろ、もっと手前の「態度」や「判断基準」のレベルにあるんじゃないか、と気づかされました。行動を変える前に、心や態度が少しズレたままになっている。そこを整えない限り、努力の方向も成果も定まらない。この本はその順番を静かに教えてくれます。また、リーダーという立場で悩んでいる人には、結果論で叱らない姿勢や、「ツボ」「コツ」「注意点」で伝えるという野村監督の指導の具体性が、想像以上に現場向きだと思います。 特に刺さったのは、理想と現実のギャップは不満ではなく、願っている証拠だという視点や、組織がどう変わるかはリーダーの器しだいという話。結局、人を動かす前に自分を整えないといけないんだなと、読んでいて何度も立ち止まりました。 地道に前進したい人、迷ったときに“判断の軸”を持ち直したい人には、とても噛み応えのある一冊だと思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの80%が集中しています。
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