
なぜか結果を出す人の理由 (集英社新書)
野村克也
この本について
仕事でも勉強でも、ちゃんとやっているつもりなのに「これで合ってるのかな」と不安になることがあります。頑張っているのに成果が出ない時期が続くと、努力そのものを疑いたくなることもありますよね。僕もよくそこで足が止まりがちです。 野村克也さんの『なぜか結果を出す人の理由』は、そのモヤモヤに対して大げさな処方箋を出すわけではなく、もう少し手前の「自分は何を感じて、どう考えて、どう動いているのか」という土台を整えてくれる本でした。頭で分かっているだけでは何も変わらないこと、自分の弱さを正確に見つめる力が結果の差につながること、そして一度やり始めれば続けられるという脳の仕組みをどう活かすか。どれも現場のリアルな視点で語られていて、背伸びした理想論ではないところが読みやすいです。 特に、「正しい努力×回数=結果」という考え方は、自分の空回りをそのまま努力不足だと決めつけず、方向を整える余地があると教えてくれました。終わったことを引きずらず、次の一手に意識を向ける切り替えの感覚も、日々の仕事で救われる場面が多いです。 自分の頑張り方に少しでも迷いがある人、あるいは「感じる力って何だろう」と思ったことがある人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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