
いい明日がくる 夜の習慣 (中経の文庫)
佐藤 伝
中経出版 / 2012-02
この本について
仕事の疲れを家に持ち帰ったまま夜まで引きずってしまうとか、寝る前にスマホを見続けて気づいたら気力も思考も散らかったまま一日が終わっているとか、そんな感覚を抱えることってけっこうありますよね。僕も「何に疲れているのかよく分からないのに、なんとなくずっとしんどい」みたいな夜が続いた時期があって、そのときに部屋や夜の時間の扱い方が気分に直結しているんだと気づきました。 『いい明日がくる 夜の習慣』は、その「夜の時間」の扱い方を、大げさな理論じゃなくて、実際にその日から試せる仕組みにしてくれる本です。たとえば、散らかった部屋が思考を重くするからまず目に入るものを減らしていく話や、眠る前の数分が潜在意識に届きやすいからこそ、楽しい情景をゆっくり思い浮かべてみるという提案。あとは、手帳やデスクまわりを整えて「明日の不安を前倒しで回収しておく」ことで、気持ちが勝手に軽くなる感覚もありました。どれも努力というより、夜の自分にちょっと手を差し伸べるような動作ばかりです。 生活全体を変えなくても、夜のほんの数分を変えるだけで自分の扱い方が変わっていく。そんな手応えを求めている人には、静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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