
72時間をあなたの手帳で管理すれば、仕事は劇的にうまくいく
久瑠 あさ美
日経BP / 2015-01-23
この本について
気づけば一日が終わっていて、「今日なにをやったんだっけ…」みたいな感覚、僕もよくあります。やりたいことはあるのに、目の前の“やらねば”で押し流されていくあの感じ。しかも、いざ時間ができても妙に腰が重い。そういう日が続くと、「自分は時間の使い方が下手なのかも」と落ち込んだりします。 この本でおもしろかったのは、時間そのものを“増やす”ような感覚をつくるところ。24時間を前提にしないで、72時間というゆったりした枠で未来を見ていくと、不思議と「いま詰んでる感じ」が薄れていきます。予定をこなすための手帳ではなく、未来の自分を先に決めておくための手帳。たとえば、月間ページを“やりたいことだけで埋める”という発想や、やれなかった予定を「失敗リスト」にせず、ベストなタイミングで拾うための場所として扱う視点は、かなり救われました。 もう一つ大きいのは、「やりたいこと」を書いただけで心の動きが変わる、という丁寧な説明です。感情のイメージトレーニングを日々のスキマ時間でやっていくと、未来の記憶が先にできて、行動がそっちに引っ張られていく。気合いではなく、仕組みで未来に向かう感じが心地よかったです。 仕事もプライベートも「やりたいことを後回しにするクセ」に心当たりがある人には、かなり刺さると思います。時間をどう扱うかで景色が変わる、その感覚に少し触れてみたいときにちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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