
決める
スティーブ・マクラッチー、花塚 恵
サンマーク出版 / 2005-07-08
この本について
「やりたいことがあるはずなのに、毎日“しなくちゃいけないこと”だけで終わっていく」。そんなモヤモヤを抱えたまま、気づけば数ヶ月が過ぎている……僕もよくあります。義務タスクばかり回していると、自分がどこに向かっているのか分からなくなるんですよね。 この本が面白いのは、「目標を持つべきだ」みたいな大上段の話ではなく、そもそも人は“ペイン回避タスク”に支配されがちな生き物だ、という前提から始めてくれるところです。そのうえで、今日より少しでも良い明日に近づくためには、“ゲインタスク”に時間を割く決断を意識的に積み上げるしかない、とかなり現実的な視点をくれる。たとえば、やりたいことを書き出してみるだけで、自分が「望んでいるもの」と「望んでいないもの」の境界線がはっきりしてくる感覚は、僕自身かなり助けられました。また、断ることが苦手な人ほど「ノーと言う」のではなく「自分がイエスと言いたい予定を先に決める」という考え方は、日常の小さな決断の負担をかなり減らしてくれます。 自分の時間をどう使うかで人生は静かに形作られていく、という当たり前だけど見過ごしがちな感覚を丁寧に思い出させてくれる本です。「やりたいことがあるのに、いつも後回しにしてしまう人」に特に届くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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