
お腹がすいていなくてもつい食べてしまうあなたへ
スーザン アルバース、西 悠彩
サンマーク出版 / 2015-01-20
この本について
なんとなく不安なときや、仕事でつまずいた日の夜に、気づけばお腹がすいていないのに何かつまんでしまうことってありますよね。自分でも理由がよく分からないまま手が伸びて、あとで自己嫌悪になる…僕も同じで、「意志が弱いだけなのか」とずっとモヤモヤしていました。 この本がおもしろいのは、食べすぎを意思の問題として扱わず、今ここで起きている自分の状態に目を向けるところからスタートしている点です。例えば、空腹を感じてから反応するまでにワンクッション置くこと。これだけで「たしかに今のこれは空腹じゃないな」と気づける瞬間が増えました。また、どうあるべきかを自分に言い聞かせるのをいったんやめて、ただ「今どんな状態か」を観察する姿勢も印象的で、過去や未来に気持ちが行きそうなときのブレーキになってくれます。さらに、自分を否定する言葉が食べすぎを加速させるという指摘は、思い当たる人ほど効くはずです。 こんなふうに、食べる行動そのものよりも、その前後にある感情や思考の動きを丁寧に扱ってくれるので、食習慣の話というより“心の現在地に戻る練習”に近い本です。 心がざわつくとつい食べてしまう人にこそ、静かに沁みる内容だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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