
村上さんのところ コンプリート版
村上 春樹 and フジモト マサル
新潮社
この本について
仕事や日常で、つい「ちゃんとした答え」を探しにいってしまう時期ってありますよね。誰かがわかりやすく整理してくれた正解を求めつつ、でも実際にはそんなものどこにもないのかもしれない…と気付いて勝手に疲れてしまう感じ。僕自身もよくそこに迷い込みます。 『村上さんのところ コンプリート版』は、その行き詰まりを無理に突破させる本ではありません。でも、不思議と肩の力が抜ける瞬間が何度もあるんです。たとえば「大人は容れ物」という言い方に触れると、結局どう生きるかは自分で決めればいいんだよな、と地に足がつくし、「負けるものか、と思う相手は他人ではなく過去の自分」という回答には、比較で消耗しがちな日々の視点が少し戻されます。コンビニの値付けの話や英語学習の思い出のような雑談も、読み続けるうちに「完璧な論理じゃなくても、人はこんなふうに考えていいんだ」と許される感じがするんです。 一冊まるごと、村上春樹が読者の質問に淡々と答えているだけなのに、どこかで自分の迷いにふっと風が通る。正解じゃなく、考え方の余白がほしい人に向いている本だと思います。僕もその余白に何度か救われました。そんな温度の本が欲しい時に、そっと手に取るとちょうどいいです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの41%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




