
日本スターバックス物語 はじめて明かされる個性派集団の挑戦 (早川書房)
梅本 龍夫
早川書房 / 2015-05-25
この本について
仕事で意思決定が増えてくると、「何を大事にすればいいんだろう」「この選択は誰のためなんだろう」と迷うことが多くなります。数字も大事だけど、数字だけでは腹が決まらない場面ってありますよね。僕もそこでよく立ち止まります。 この本を読んで印象に残ったのは、スターバックス日本上陸の裏側で、彼らが“都合のいいロジック”よりも“自分たちが守りたい感性”を優先し続けたことでした。喫煙可にすれば客が増えると誰もが考えていたのに、あえてやらなかった話は、その象徴みたいな場面です。また、「違いをつくるとは、やらないことを決めること」という考え方も、日々の判断にそのまま持ち帰れる感覚でした。さらに、50/50の合弁でぶつかりながらも、対話を手放さなかった姿勢は、チームで働くうえでのヒントが多かったです。 華やかに見えるブランド戦略の裏で、人が悩みながら決めていくプロセスが丁寧に描かれていて、読み終わる頃には「自分ももう少し“選ぶ勇気”を持っていいのかもしれない」と思えます。 特に、役職に関わらず「判断の軸を持ちたい人」にしっくりくる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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