
木村一基の初級者でもわかる受けの基本 NHK将棋シリーズ
木村 一基
この本について
将棋を指していると、気づいたら相手のペースに乗せられていて、「なんでこの形になったんだっけ…」と後から後悔することが多いんですよね。攻めに気を取られすぎて自玉が薄くなったり、飛車交換をした途端に一気に押し込まれたり。僕自身も、受けを軽視した結果として負けを量産してきました。 この本は、そういう“気づいたら悪くしている”タイプの悩みに静かに効いてきます。例えば、飛車交換を仕掛ける前に金の位置を下段で整えておく理由が、盤面のどこにスキが生まれるかとセットで語られていて、自分の雑な判断がどこから来ていたのかを理解しやすいです。また、受けの第一歩として「相手の狙いを看破する」という地味だけど外せない視点が丁寧に扱われていて、闇雲に受けるのではなく“先に駒を置いて道を消す”という具体的な動きにまで落とし込めるのがありがたいところです。終盤で自玉の安全度をどう測ればいいかも、実戦の場面を思い出しながら読み進められました。 攻めるのは好きだけど、気づいたら自玉が薄くて負ける…そんな人に特に刺さると思います。受けを難しい理屈ではなく、実際にどう手を作るかという感覚に近いところで教えてくれる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの60%が集中しています。
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