
図解 お金持ちの教科書
加谷 珪一
CEメディアハウス / 2015-06-22
この本について
お金のことって、収入が増えたはずなのに気持ちの余裕が出ないとか、「自分はやり方を間違えてるんじゃないか」と急に不安になる瞬間がありますよね。僕も同じで、特に資産とか仕組みとか言われると一気に霧の中に入ったような感覚になります。 この本が刺さる人がいるとしたら、「お金持ちって何が違うのか」を、精神論じゃなく現実の仕組みとして知りたい人だと思います。例えば、土地を持っているだけで裕福に見えるけれど、実際は税金のほうが重くて生活が苦しい、という話。資産という言葉を聞いただけで羨ましく感じがちですが、使えない資産はむしろ足かせになる、という現実を突きつけられます。そういう視点を持つだけで、自分の状況の捉え方が少し変わります。 もうひとつ大きいのは、「結果を自分のせいにできる精神力」という指摘です。自己責任と言われるとしんどいことも多いけれど、この本の言い方は少し違っていて、外側のせいにしている限り、改善の余地もこちら側に引き寄せられないという話に近いです。僕も耳が痛かったのですが、ここを意識できるようになると、日々の判断がわずかに変わります。 お金に限らず、自分の人生の舵をどこで握り直せばいいのか迷っている人には、現実的な視点を手渡してくれる一冊だと思います。
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