
お金持ちの教科書
加谷 珪一
CEメディアハウス / 2014-01-29
この本について
通勤に時間を取られたり、判断の迷いが続いたり、自分の努力がどこに向かっているのかよく分からなくなる日ってありますよね。頑張っているつもりなのに、何か大事な視点を見落としている気がする……。この本を読んでいて、まさにそのモヤモヤに手を入れてくる感覚がありました。 特に効いたのは、「お金持ちになるとは移動距離が減ること」という発想でした。行動量ではなく、決断の質や環境の設計に目を向けるという話は、忙しさに飲まれがちな自分にはかなり現実的な示唆でした。また、何かが起きたときに「全部自分の責任」と考える姿勢が、厳しいようでいて実は自由度を上げる話として書かれていて、言い訳を手放すと行動の選択肢が増える感覚がありました。さらに、数字から相手の人格を読むという話も、仕事で相手を見るときの精度が上がりそうで面白かったです。表面的な言葉より数字の動きに性格が出る、というのは妙に腹落ちしました。 この本は、お金の話に見せかけて、実は「どう判断し、どう動くか」というメンタルモデルを教えてくれる一冊です。理想論ではなく、現実の行動に落ちる視点が多いので、自分のクセを見直したい人に刺さりやすいと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの91%が集中しています。
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