
12歳でもわかる!決算書の読み方
岩谷 誠治
フォレスト出版 / 2010-02-27
この本について
仕事で数字に向き合うたびに、「結局この会社は安全なのか、強いのか、弱いのか」がつかめずに手が止まることがあります。決算書を読もうとしても、項目がただの言葉としてしか見えなくて、実際の動きとの結びつきが曖昧なまま終わってしまう感じ。僕自身もずっとそこにモヤモヤしていました。 この本が助かったのは、決算書を“静止画”ではなく“動き”として捉える視点をくれたことです。資産・負債・資本という基本パーツが、ただの名称ではなく、会社の行動によってどう増減していくのか。その関係が腹落ちすると、貸借対照表が急に立体的に見えてきます。また、規模の違う会社を比較するときに収益性指標が使える理由や、負債と資本の境界線が持つ意味など、「なぜそう読むのか」の根拠がきちんと説明されているので、形だけの知識で終わりません。さらに、減価償却とキャッシュフローの関係など、実務で何度もつまずくポイントを丁寧にほどいてくれるのもありがたいところでした。 決算書を読むのに自信がないというより、「読んで何がわかればいいのか」が曖昧な人にこそ、スッと入ってくる本だと思います。数字の裏で何が起きているのかを、自分の行動とつなげて理解したい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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