この一冊で「聖書」がわかる!

この一冊で「聖書」がわかる!

白取 春彦

累計読者数11
平均ハイライト数 15.4件/人
推定読了時間 約6時間58分
star総合評価 56/100
start序盤集中型

この本について

宗教の話って、学校で少し触れたくらいで止まっていて、「結局キリスト教とユダヤ教って何が違うんだっけ…?」みたいな宙ぶらりんのまま大人になった人、多い気がします。自分も仕事で例え話に出てくる「旧約」とか「選民思想」とかを何となく聞き流しつつ、ちゃんと理解できている感じはありませんでした。 この本が助かったのは、歴史や思想の分岐点を、神学ではなく“人がどう受け取ったか”という視点で整理してくれるところです。契約の捉え方が宗派の分かれ目になる理由とか、イエズスの「敵をも愛せよ」が当時の社会ではどれくらい異様だったのかとか、ただの知識ではなく「そういう背景があったなら、人はこう動くよな」と腹で理解できる説明が続きます。また、ユダヤ人という“民族”がいるわけではなく、信仰共同体の名前であることなど、自分の中の前提がひっくり返る瞬間が何度もありました。 宗教を学ぶというより、人が何を信じ、どう違ってきたのかを落ち着いて知りたい人には刺さる一冊だと思います。自分の中のモヤモヤが、少しずつ具体的な景色として立ち上がってきます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

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