
タモリさんに学ぶ話がとぎれない 雑談の技術
難波義行
ゴマブックス株式会社 / 201403
この本について
人と話していて、「相手は悪くないし会話も続いてるはずなのに、どこか噛み合ってない気がする…」みたいな瞬間、ありませんか。僕もけっこうあって、あとから振り返っては、もっと丁寧に聞けたのにとか、無理に次の話題を探しにいってたなとか、ちょっと自己嫌悪になることがあります。 この本を読んで気づいたのは、雑談って「うまく話す」より、相手が気持ちよく話せる状態をどう作るかが勝負なんだということでした。たとえば、相手がなめらかに語り出したらそこは聞きどころで、その人が本当に話したい領域に入っているサインだとか。あるいは、深堀りの質問をするときは「意図をもつ」「相手が話しやすいように」の2つだけ守ればいいとか。どれも劇的じゃないのに、実際の会話で思い出すと効きます。 特に刺さったのは、「同じ話題で長く話す人が雑談上手」という視点でした。話題を次々に変えるより、連鎖させながら深さを作るほうが、相手は安心して楽しく話せる。そのために、聞き逃さない・感じ取る・連想する、という地味だけど再現性の高いコツが効いてきます。 会話が苦手というより、「相手といい時間を作る感覚がまだつかめていない」と感じている人に、静かにフィットする一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
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