
“内向型”のための雑談術 自分にムリせずラクに話せる51のルール (大和出版)
渡瀬 謙
PHP研究所 / 2014-05-30
この本について
人と話すとき、「何かしゃべらなきゃ」と焦って、気付けば相手の反応ばかり気にしてしまうことがあります。僕もそうで、雑談そのものが苦手というより、沈黙や迷惑をかけることへの不安のほうが大きいタイプです。でも、この本を読んでみると、内向的だから雑談がしんどいというより、“雑談の目的”を曖昧なまま始めてしまっていたんだなと気づかされました。 特に刺さったのは、雑談は「うまく話す」よりも「相手に8割しゃべってもらう」ことが実は近道だという視点です。こちらが完璧に話題を用意しなくても、相手の変化に気づいて聞いてみたり、場にあるモノを眺めながら少しずつ話すだけで十分に空気がやわらぐ。目を見続けなくてもいいとか、沈黙が不自然じゃないケースを具体的に示してくれるので、内向型にありがちな“気まずさへの過剰反応”がすっと和らぎます。そして雑談には「目的」を置いていい、という発想も救いでした。打ち合わせ前なら準備の場にしていいし、久しぶりの人なら前回の話題を持ってくればいい。雑談を仕事にも生活にも結びつけるヒントが、現実的な範囲で並んでいます。 内向的なまま、無理にキャラを変えず、人との距離を少しだけ近づけたい人に合う本だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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