
実践! ふだん使いのマインドマップ
矢島 美由希
CEメディアハウス / 2015-10-15
この本について
仕事や家のことをまとめようとして、ノートが思考の断片で埋まっていくばかり…そんな感覚、僕もずっと抱えていました。書いているのに整理されないし、頭の中がそのまま散らかったまま残る感じです。マインドマップに興味はあっても、結局きれいに描こうとして手が止まる、という人も多いはずです。 この本は、そういう「描き方迷子」をそっと救ってくれます。印象的だったのは、マインドマップの本質は色でも放射状でもなく、想像することと連想させることだ、と言い切っているところ。対極のアイデアを置いてみたり、意味を理解して単語を配置したりすることで、思考が勝手に深まっていく感覚があります。また、完璧にまとめきろうとする癖がある人ほど、短時間で何度も描くとか、枝が出ない時は小さくフローティングするとか、気負わず手を動かせる工夫が効きます。とにかく行動するとモチベーションが上がる、という言葉は実感そのものです。 僕自身、マインドマップを“情報の正解を書く場”だと思っていた時は、まったく使いこなせませんでした。でも「No Limits」のスタンスで、疑問や感想もそのまま乗せていいと思えるようになってから、考えが自然と整理されたり、不安度が見えて動きやすくなる場として機能し始めました。 複雑なことを整理したいのに、丁寧に書こうとするほど前に進まない人に、静かに届く本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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