
あなたのあらゆる「困った!」がなくなる 「ADHD脳」と上手につき合う本 大和出版
司馬 理英子
PHP研究所 / 2015-08-11
この本について
やるべきことを頭に置いたまま日が暮れていく感じ、ありませんか。覚えていられる気はするのに、いざ動こうとすると別の刺激に引っ張られてしまう。後でやるつもりが、気づけば自己嫌悪のループに落ちていく。こういうモヤモヤって、根性の問題というより、脳のクセに左右されていることが多いんですよね。 この本が教えてくれるのは、「気合いでなんとかする」以外の選択肢です。たとえば、頭の中に置いておけないなら、初めから外に出してしまうという発想。メモにする、家事をマニュアル化する、書類を入れる箱を決めてラベルを貼っておく。見える形にしておけば、ワーキングメモリの小ささで悩まなくてすむという考え方は、読んでいて肩の力が抜けました。また、一度わき道にそれても「戻る」を意識するだけで、途中で投げがちなタスクも終わらせやすくなるという話は、個人的にもかなり実感があります。 衝動で動いてしまう瞬間をどう扱うかについても、0.5秒立ち止まる、出社後5分の“秘書タイム”をつくるなど、現実的で続けやすい工夫が多めです。ADHDという言葉に強く当てはまらなくても、「気が散りやすい自分とうまく折り合いをつけたい人」にはしっくりくるはずです。いい意味で大げさじゃなく、今日からちょっと試してみようかなと思える内容でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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